配信も快適な Valorant ゲーミングPC 推奨構成は?

目次

Valorantに必要なスペックを理解する

Valorantに必要なスペックを理解する

公式推奨スペックだけでは不十分な理由

Valorantは比較的軽量なタイトルとして知られていますが、配信を視野に入れるなら公式の推奨スペックをそのまま信じるわけにはいきません。

Riot Gamesが提示する推奨スペックは、あくまでゲームプレイのみを想定したものであり、OBSやXSplitといった配信ソフトウェアを同時に動かすことは考慮されていないからです。

配信ソフトはエンコード処理でCPUやGPUに大きな負荷をかけるため、ゲームだけを動かす場合と比べて必要なスペックは大幅に跳ね上がることが分かっています。

特にValorantのような競技性の高いタイトルでは、フレームレートの安定性が勝敗を左右します。

144fpsや240fpsといった高リフレッシュレートを維持しながら配信も行うとなると、CPU・GPU・メモリのすべてに余裕を持たせた構成が求められるのです。

「ゲームが動けばいい」という考え方では、配信中にカクつきが発生したり、視聴者に低品質な映像を届けることになってしまいますよね。

ゲームプレイと配信の両立に必要な性能

Valorantを配信しながら快適にプレイするには、最低でも144fps以上を安定して維持できる構成が必須となります。

プロゲーマーや上位ランク帯のプレイヤーは240fps以上を求める傾向にありますが、配信を主目的とするなら144fpsでも十分に競技性を保てます。

配信ソフトのエンコード設定にもよりますが、GPUエンコードを使用する場合はグラフィックボードに、CPUエンコードを使用する場合はプロセッサに余裕が必要です。

配信品質を1080p60fpsで安定させるには、ビットレートを6000kbps程度に設定するのが一般的ですが、この処理を行いながらゲームも動かすとなると、シングルタスク性能だけでなくマルチスレッド性能も重要になってきます。

Valorantはシングルスレッド性能に依存する部分が大きいゲームですが、配信ソフトは複数のコアを活用するため、コア数とスレッド数が多いCPUほど有利になるわけです。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

CPUの選び方と推奨モデル

CPUの選び方と推奨モデル

配信用途で重視すべきCPU性能

配信を前提としたValorant用PCでは、CPUの選択が最も重要な要素といえます。

ゲームのフレームレート維持と配信エンコードを同時にこなすには、高いシングルスレッド性能と十分なマルチスレッド性能の両立が不可欠だからです。

Valorantはシングルスレッド性能が高いほどフレームレートが伸びやすい設計になっており、一方で配信ソフトは複数のコアを使って映像をエンコードします。

GPUエンコード(NVENC、AMF)を使用する場合でもCPUの負荷はゼロにはならず、ゲームロジックの処理やシーンの切り替え、オーバーレイの描画などでCPUリソースを消費します。

そのため、6コア12スレッド程度では配信中にフレームレートが不安定になる可能性があり、8コア以上の構成が望ましいといえるでしょう。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43169 2435 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42922 2240 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41951 2232 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41242 2329 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38703 2052 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38627 2024 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37389 2327 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37389 2327 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35755 2170 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35614 2207 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33860 2181 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32999 2210 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32631 2076 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32519 2166 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29341 2015 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28625 2130 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28625 2130 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25525 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25525 2148 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23154 2185 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23142 2066 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20917 1836 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19563 1914 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17783 1794 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16093 1756 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15333 1957 公式 価格

Intel Core Ultraシリーズの適性

Intel Core Ultra 7 265KまたはCore Ultra 7 265KFは、配信を伴うValorantプレイに最適な選択肢の一つです。

Lion CoveアーキテクチャとSkymontの組み合わせにより、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが優れており、ゲームと配信の両立に必要な処理能力を備えています。

特にCore Ultra 7シリーズは発熱抑制が改善されているため、長時間の配信でもサーマルスロットリングが発生しにくく、安定したパフォーマンスを維持できるのです。

Core Ultra 9 285Kや285KFも選択肢に入りますが、Valorantと配信という用途においてはCore Ultra 7との性能差は限定的であり、コストパフォーマンスを考えるとCore Ultra 7シリーズの方が合理的でしょう。

Core Ultra 5 235や235Fでも動作はしますが、配信品質を高めたい場合や将来的により重いゲームも配信したいと考えているなら、Core Ultra 7以上を選んだ方がいいでしょう。

AMD Ryzen 9000シリーズの適性

AMD側ではRyzen 7 9800X3DとRyzen 7 9700Xが有力な候補となります。

特にRyzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheを搭載しており、ゲーミング性能において非常に高いパフォーマンスを発揮することが分かっています。

Valorantのようなキャッシュヒット率が重要なゲームでは、3D V-Cacheの恩恵を受けやすく、フレームレートの向上と安定性の両面でメリットがあるのです。

Ryzen 7 9700Xはコストパフォーマンスに優れており、配信用途でも十分な性能を持っています。

Zen 5アーキテクチャによるIPC向上とマルチスレッド性能の強化により、配信エンコードとゲームプレイの同時処理を無理なくこなせます。

Ryzen 9 9950X3Dや9900X3Dはオーバースペック気味であり、Valorant配信という用途に限定するなら投資対効果は低いといえるでしょう。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL
【ZEFT Z56BL スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL

パソコンショップSEVEN ZEFT R67C

パソコンショップSEVEN ZEFT R67C
【ZEFT R67C スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製)
ケースDeepCool CH160 PLUS Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67C

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN
【ZEFT R60YN スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YN

パソコンショップSEVEN ZEFT R59O

パソコンショップSEVEN ZEFT R59O
【ZEFT R59O スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59O

CPUの最終推奨モデル

配信を含めたValorant用PCとして、私が最も推奨するのはRyzen 7 9800X3DまたはCore Ultra 7 265K/265KFです。

Ryzen 7 9800X3Dはゲーミング性能で優位に立ち、特に高フレームレートを安定させたい場合に最適な選択となります。

一方、Core Ultra 7 265K/265KFは総合的なバランスに優れ、配信以外の用途でも高いパフォーマンスを発揮するため、汎用性を重視するならこちらを選ぶのが賢明です。

予算を抑えたい場合はRyzen 7 9700XやCore Ultra 5 235/235Fも選択肢に入りますが、配信品質やフレームレートの安定性を考えると、やはりCore Ultra 7またはRyzen 7 9800X3Dクラスを選んだ方が後悔しない構成になるはずです。

グラフィックボードの選び方と推奨モデル

グラフィックボードの選び方と推奨モデル

Valorant配信に必要なGPU性能

Valorantは軽量なゲームですが、配信を行う場合はグラフィックボードの選択も重要になってきます。

GPUエンコードを使用する場合、エンコーダーの性能がそのまま配信品質に直結するため、単にゲームが動くだけでなく、高品質なエンコードが可能なモデルを選ぶ必要があるのです。

NVIDIAのNVENCやAMDのAMFといったハードウェアエンコーダーは、CPUに負荷をかけずに配信エンコードを行えるため、ゲームのフレームレートを維持しながら配信できるメリットがあります。

240fps以上の高フレームレートを目指す場合や、配信中も安定して144fps以上を維持したい場合は、ミドルレンジ以上のグラフィックボードが必要です。

Valorantの推奨スペックは低めですが、配信ソフトのプレビュー表示やオーバーレイの描画、さらには視聴者とのインタラクション用のブラウザなど、複数のアプリケーションを同時に動かすとGPUリソースは意外と消費されてしまいますよね。

GeForce RTX 50シリーズの適性

GeForce RTX 5070TiとRTX 5070は、Valorant配信において理想的な性能を提供します。

Blackwellアーキテクチャと第4世代RTコア、第5世代Tensorコアの組み合わせにより、ゲーム性能だけでなくエンコード性能も大幅に向上しているのです。

特にNVENCエンコーダーの品質が向上しており、同じビットレートでもより高画質な配信が可能になっています。

DLSS 4への対応により、将来的により重いゲームを配信する際にもフレームレートを維持しやすく、長期的な投資としても優れた選択といえます。

RTX 5060Tiもコストパフォーマンスに優れた選択肢ですが、240fps以上を安定させたい場合や、配信設定を高品質にしたい場合は、RTX 5070以上を選んだ方が余裕を持った運用ができるでしょう。

RTX 5090やRTX 5080はValorant配信という用途においては明らかにオーバースペックであり、4K解像度での配信や複数のゲームを同時に動かすといった特殊な用途でない限り、投資対効果は低いといえます。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48811 100624 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32230 77069 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30227 65902 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30150 72481 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27230 68043 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26571 59464 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22004 56070 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19968 49834 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16601 38866 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16034 37709 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15896 37489 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14675 34471 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13777 30463 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13235 31945 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10849 31334 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10677 28218 115W 公式 価格


Radeon RX 90シリーズの適性

AMD側ではRadeon RX 9070XTとRX 9070が有力な選択肢となります。

RDNA 4アーキテクチャと第3世代レイトレーシング加速器により、ゲーム性能は十分に高く、Valorantを240fps以上で動かすことも可能です。

FSR 4のサポートにより、将来的なゲームタイトルでもフレームレート向上の恩恵を受けられるため、長期的な視点でも魅力的な選択といえるでしょう。

ただし、配信用途においてはNVIDIAのNVENCエンコーダーの方が一般的に高く評価されており、配信ソフトウェアとの互換性や設定の容易さでもGeForce系が優位に立っています。

AMDのAMFエンコーダーも性能は向上していますが、配信プラットフォームやソフトウェアによっては最適化が不十分な場合もあるため、配信を主目的とするならGeForce系を選ぶ方が無難かもしれません。

GPUの最終推奨モデル

配信を含めたValorant用PCとして、私が最も推奨するのはGeForce RTX 5070TiまたはRTX 5070です。

これらのモデルは性能と価格のバランスが優れており、Valorantを高フレームレートで動かしながら高品質な配信を行うのに十分な性能を持っています。

NVENCエンコーダーの品質も高く、視聴者に快適な視聴体験を提供できるはずです。

予算を抑えたい場合はRTX 5060TiやRadeon RX 9070も選択肢に入りますが、配信品質やフレームレートの安定性を重視するなら、やはりRTX 5070以上を選んだ方が満足度は高くなるでしょう。

特にTwitchやYouTubeで本格的に配信活動を行いたいと考えているなら、エンコード性能に余裕を持たせた構成にしておくことをおすすめします。

メモリとストレージの構成

メモリとストレージの構成

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC
【ZEFT R60SC スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Z

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Z
【ZEFT Z56Z スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Z

パソコンショップSEVEN ZEFT R62L

パソコンショップSEVEN ZEFT R62L
【ZEFT R62L スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R62L

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IE

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IE
【ZEFT R60IE スペック】
CPUAMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IE

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52DR

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52DR
【ZEFT Z52DR スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi O11D EVO RGB Black
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52DR

配信用途で必要なメモリ容量

Valorant配信用PCでは、メモリ容量は最低でも32GBを確保すべきです。

ゲーム本体は8GB程度でも動作しますが、配信ソフト、ブラウザ、Discord、音楽プレイヤーなど複数のアプリケーションを同時に動かすと、16GBでは不足する場面が出てきます。

特にブラウザで配信ダッシュボードを開いたり、チャットボットを動かしたりすると、メモリ使用量は予想以上に増加してしまいますよね。

32GBあれば、ゲーム、配信ソフト、各種ツールを同時に動かしても余裕があり、メモリ不足によるパフォーマンス低下を心配する必要はほとんどないでしょう。

64GBは動画編集や3Dモデリングなどを行う場合には有用ですが、Valorant配信という用途に限定するなら過剰投資となります。

メモリ規格と速度の選択

DDR5-5600が現在の主流規格であり、Intel Core UltraシリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも標準でサポートしています。

より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も選択肢がいくつもありますが、Valorantのようなゲームでは体感できるほどの性能差は出にくく、標準的なDDR5-5600で十分な性能が得られます。

メモリメーカーとしてはMicron(Crucial)、GSkill、Samsungが信頼性と性能のバランスに優れており、BTOパソコンでこれらのメーカーを選択できるショップを選ぶのが賢明です。

安価なノーブランドメモリは初期不良や相性問題のリスクがあるため、配信という安定性が求められる用途では避けた方がいいでしょう。

ストレージの容量と速度

ストレージはNVMe M.2規格のPCIe Gen.4 SSDで1TB以上を推奨します。

Valorant本体は30GB程度ですが、配信の録画データや動画編集用の素材、その他のゲームやアプリケーションを考慮すると、1TBでも余裕があるとは言えません。

配信を定期的に行い、アーカイブを保存する場合は2TB以上を選んだ方が安心です。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDの方が現実的な選択といえます。

Gen.4でも7,000MB/s程度の速度が出るため、ゲームのロード時間や配信ソフトの起動速度において不満を感じることはないはずです。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを選べるBTOショップを利用することで、長期的な安定性を確保できます。

HDDはゲーミングPCで一部のユーザー以外使用されることは稀であり、配信用途では速度面でもSSDが圧倒的に有利です。

冷却システムとケースの選択

冷却システムとケースの選択

CPUクーラーの選び方

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは旧モデルよりも発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも十分に冷却できます。

ただし、長時間の配信でCPU使用率が高い状態が続く場合は、冷却性能に余裕を持たせた構成にしておくと安心です。

高性能な空冷クーラーまたは簡易水冷クーラーを選ぶことで、サーマルスロットリングを防ぎ、安定したパフォーマンスを維持できるのです。

空冷CPUクーラーではDEEPCOOL、サイズ、Noctuaといったメーカーが人気であり、特にツインタワー型の大型空冷クーラーは冷却性能と静音性のバランスに優れています。

水冷CPUクーラーを選ぶ場合は、DEEPCOOL、Corsair、NZXTといったメーカーの240mmまたは280mmラジエーターモデルが、性能とコストのバランスが良好です。

配信中はマイクが音を拾うため、静音性も重要な要素となります。

ファン回転数を抑えても十分な冷却性能を持つクーラーを選ぶことで、視聴者に不快なファンノイズを聞かせずに済むでしょう。

PCケースの選び方

PCケースは冷却性能とデザイン性の両面から選ぶ必要があります。

配信では画面にPCが映り込むこともあるため、見た目にこだわる方も多いのではないでしょうか。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、内部のパーツを美しく見せることができ、配信映えする構成を作れます。

NZXT、Lian Li、Antecといったメーカーのピラーレスケースは、デザイン性と冷却性能を両立しており、配信者に人気です。

木製パネルを使用したケースも注目を集めており、Fractal Design、Corsair、Lian Liなどが高級感のあるモデルを提供しています。

落ち着いた雰囲気の配信環境を作りたい場合は、こうしたケースを選ぶのも効果的です。

エアフローを重視するなら、スタンダードな側面1面が強化ガラス製でメッシュパネルを採用したケースが適しています。

DEEPCOOL、COOLER MASTER、Thermaltakeといったメーカーのケースは、冷却性能に優れており、長時間の配信でも内部温度を低く保てるのです。


推奨構成の具体例

推奨構成の具体例

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH
【ZEFT R60SH スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R60SH

パソコンショップSEVEN ZEFT R67P

パソコンショップSEVEN ZEFT R67P
【ZEFT R67P スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN ZEFT R67P

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SB

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SB
【ZEFT R60SB スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SB

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG
【ZEFT R60CG スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG

パソコンショップSEVEN ZEFT R59CCA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59CCA
【ZEFT R59CCA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースクーラーマスター MasterBox CM694
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59CCA

ハイエンド構成(240fps安定+高品質配信)

240fps以上を安定させながら高品質な配信を行いたい場合の構成を提示します。

この構成なら、競技シーンでも通用するフレームレートを維持しながら、視聴者に高画質な映像を届けることができるでしょう。

パーツ 推奨モデル
CPU Ryzen 7 9800X3D または Core Ultra 7 265K
GPU GeForce RTX 5070Ti
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2)
ストレージ NVMe M.2 PCIe Gen.4 SSD 2TB
CPUクーラー 280mm簡易水冷 または 大型ツインタワー空冷
電源 850W 80PLUS Gold以上
ケース ピラーレスケース または エアフロー重視ケース

この構成の総額は30万円前後となりますが、Valorant配信において不満を感じることはまずないはずです。
将来的により重いゲームを配信する場合にも対応できる余裕があり、長期的な投資として優れた選択といえます。

ミドルレンジ構成(144fps安定+標準品質配信)

144fpsを安定させながら標準的な品質で配信を行う構成です。

コストパフォーマンスを重視しつつ、配信に必要な性能は確保しています。

パーツ 推奨モデル
CPU Ryzen 7 9700X または Core Ultra 7 265KF
GPU GeForce RTX 5070
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2)
ストレージ NVMe M.2 PCIe Gen.4 SSD 1TB
CPUクーラー 240mm簡易水冷 または 大型空冷
電源 750W 80PLUS Gold以上
ケース スタンダードケース

この構成の総額は20万円前後となり、多くの配信者にとって現実的な価格帯といえるでしょう。
Valorantを快適に配信するには充分ですが、4K配信や複数のゲームを同時に動かすには力不足な面もあります。

エントリー構成(144fps目標+基本配信)

予算を抑えつつValorant配信を始めたい場合の構成です。

設定を調整すれば144fpsと配信の両立が可能ですが、余裕は少なめです。

パーツ 推奨モデル
CPU Ryzen 7 9700X または Core Ultra 5 235F
GPU GeForce RTX 5060Ti
メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2)
ストレージ NVMe M.2 PCIe Gen.4 SSD 1TB
CPUクーラー 標準空冷
電源 650W 80PLUS Bronze以上
ケース スタンダードケース

この構成の総額は15万円前後となり、初めて配信用PCを組む方にとって手が届きやすい価格帯です。
ただし、配信設定を高品質にすると負荷が高くなるため、ビットレートやエンコード設定を調整する必要があるでしょう。

配信設定の最適化

配信設定の最適化

OBSの推奨設定

配信ソフトとしてOBS Studioを使用する場合、エンコーダーの選択が重要です。

GeForce RTX 50シリーズを搭載している場合は、NVENCエンコーダーを使用することで、CPUへの負荷を最小限に抑えながら高品質な配信が可能になります。

エンコーダー設定で「NVIDIA NVENC H.264」を選択し、プリセットは「Quality」または「Max Quality」に設定するのが基本です。

出力解像度は1920×1080(フルHD)、フレームレートは60fpsに設定するのが一般的であり、ビットレートは6000kbps程度が推奨されます。

Twitchでは最大6000kbps、YouTubeでは最大9000kbps程度まで設定できますが、視聴者の回線速度を考慮すると6000kbps前後が無難でしょう。

キーフレーム間隔は2秒(フレームレート60fpsなら120フレーム)に設定し、プロファイルは「high」、レベルは「auto」で問題ありません。

これらの設定により、視聴者に快適な視聴体験を提供しつつ、ゲームのフレームレートへの影響を最小限に抑えられます。

ゲーム内設定の調整

Valorantのゲーム内設定も配信を考慮して調整する必要があります。

グラフィック設定は基本的に「低」または「中」に設定し、フレームレートを最優先にするのが競技シーンでは一般的です。

ただし、配信映えを考えるなら、一部の設定を「高」にして視覚的な美しさを保つのも一つの選択肢といえます。

解像度は1920×1080を基本とし、リフレッシュレートはモニターの最大値に設定します。

垂直同期(V-Sync)はオフにし、フレームレート制限は使用しているモニターのリフレッシュレートより高めに設定するのが一般的です。

例えば、144Hzモニターを使用している場合は、フレームレート制限を200fps程度に設定することで、常に144fps以上を維持しやすくなります。

アンチエイリアシングやテクスチャ品質は配信映像の見栄えに影響するため、PCの性能に余裕があるなら「中」以上に設定するのも効果的です。

ただし、フレームレートが不安定になる場合は、迷わず「低」に下げるべきでしょう。

配信プラットフォームごとの最適化

Twitchで配信する場合は、ビットレート6000kbps、解像度1080p、フレームレート60fpsが標準的な設定となります。

Twitchのサーバーは比較的安定しており、この設定で問題なく配信できるはずです。

パートナーやアフィリエイトになると、トランスコーディングオプションが提供され、視聴者が画質を選択できるようになるため、高ビットレートでの配信も視聴者に優しい形で提供できます。

YouTubeで配信する場合は、ビットレートを8000kbps程度まで上げることができ、より高画質な配信が可能です。

YouTubeは自動的にトランスコーディングを行うため、視聴者の回線速度に応じた画質が提供されます。

ただし、高ビットレートにするとエンコード負荷も上がるため、PCの性能と相談しながら設定を調整する必要があるでしょう。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンは、パーツ選びや組み立ての手間を省きつつ、自分の用途に合わせた構成を選べるメリットがあります。

特に初めて配信用PCを購入する方にとっては、動作保証やサポートが付いている点が大きな安心材料となるでしょう。

主要なBTOショップでは、Valorant配信に適した構成をプリセットとして用意している場合もあり、パーツの相性問題を心配する必要はほとんどないでしょう。

人気メーカーのパーツを選択できるBTOショップを利用することで、メモリやストレージ、CPUクーラーなどを信頼性の高いブランドから選べます。

特にMicron(Crucial)やGSkillのメモリ、WDやCrucialのSSD、DEEPCOOLやNoctuaのCPUクーラーなどを指定できるショップは、長期的な安定性を重視する配信者におすすめです。

保証期間も重要な要素であり、1年保証が標準的ですが、3年保証や延長保証を提供しているショップもあります。

配信は長時間PCを稼働させるため、故障リスクも高まりますが、手厚い保証があれば安心して使用できるでしょう。

自作PCのメリット

自作PCは、すべてのパーツを自分で選択できるため、細部までこだわった構成を実現できます。

BTOパソコンでは選択肢が限られているケースやCPUクーラー、電源なども、自作なら自由に選べるため、デザイン性や静音性を追求したい方には自作が向いているといえるでしょう。

コスト面でも、セール品や中古パーツを活用することで、BTOパソコンよりも安価に高性能な構成を組める場合があります。

特にケースやCPUクーラーは、自分の好みに合わせて選ぶことで、配信環境全体の雰囲気を統一できるメリットがあるのです。

ただし、パーツの相性問題や初期不良への対応、組み立て時のトラブルなどは自己責任となるため、ある程度の知識と経験が必要です。

初めてPCを組む場合は、詳しい友人に手伝ってもらうか、組み立て代行サービスを利用するのも一つの手段といえます。

結局どちらを選ぶべきか

初めて配信用PCを購入する方や、トラブル対応に自信がない方はBTOパソコンを選ぶべきです。

動作保証とサポートがあることで、配信活動に集中でき、万が一の故障時にも迅速に対応してもらえます。

一方、PCの知識があり、細部までこだわりたい方や、コストを抑えたい方は自作PCが適しているでしょう。

どちらを選ぶにしても、信頼性の高いパーツを選ぶことが重要です。

安価なノーブランド品は初期不良や早期故障のリスクがあり、配信中にトラブルが発生すると視聴者に迷惑をかけることになってしまいますよね。

長期的な視点で、品質と信頼性を重視したパーツ選びを心がけるべきです。

周辺機器の選択

周辺機器の選択

モニターの選び方

Valorant配信用のモニターは、リフレッシュレートと応答速度が重要です。

144Hz以上のリフレッシュレートを持つモニターを選ぶことで、ゲームの滑らかさが大幅に向上し、エイムの精度も高まることが分かっています。

プロゲーマーは240Hzや360Hzのモニターを使用していますが、配信を主目的とするなら144Hzでも十分に競技性を保てます。

応答速度は1ms以下のモデルが理想的であり、TNパネルやIPSパネルの高速モデルが適しています。

画面サイズは24インチまたは27インチが一般的であり、解像度は1920×1080(フルHD)が主流です。

4K解像度のモニターも選択肢に入りますが、Valorantのような競技性の高いゲームではフレームレートを優先すべきであり、フルHDの方が合理的でしょう。

デュアルモニター構成にすることで、片方の画面でゲームをプレイし、もう片方で配信ダッシュボードやチャットを表示できるため、配信者にとっては非常に便利です。

この場合、メインモニターは高リフレッシュレートモデル、サブモニターは標準的な60Hzモデルでも問題ありません。

マイクとオーディオインターフェース

配信では音声品質が視聴者の満足度に大きく影響します。

USBコンデンサーマイクは手軽に高音質な配信が可能であり、Blue YetiやAudio-Technica AT2020USB+などが人気です。

より高音質を求めるなら、XLRマイクとオーディオインターフェースの組み合わせが適しており、Shure SM7BやElectro-Voice RE20といったプロ仕様のマイクも選択肢に入ります。

オーディオインターフェースはYamaha AG03やFocusrite Scarlett Soloなどが配信者に人気であり、マイクの音質を最大限に引き出せます。

ノイズゲートやコンプレッサーといったエフェクトをかけることで、よりクリアで聞きやすい音声を視聴者に届けられるのです。

ヘッドセットはゲーム音を聞きながら配信するために必要ですが、音質と装着感のバランスが重要です。

長時間の配信でも疲れにくい軽量モデルや、イヤーパッドが柔らかいモデルを選ぶことで、快適な配信環境を維持できるでしょう。

ウェブカメラと照明

顔出し配信を行う場合は、ウェブカメラと照明の選択も重要になってきます。

Logicool StreamCam C980やRazer Kiyo Proなどは、1080p60fpsでの撮影が可能であり、配信に適した性能を持っています。

より高画質を求めるなら、ミラーレスカメラをウェブカメラとして使用する方法もあり、Sony α6400やCanon EOS M50などが人気です。

照明はリングライトやソフトボックスを使用することで、顔を明るく均一に照らせます。

自然な肌色を再現するには色温度5000K前後の照明が適しており、調光機能があるモデルなら環境に応じて明るさを調整できます。

配信映えする映像を作るには、照明への投資は避けて通れない要素といえるでしょう。

電源とマザーボードの選択

電源とマザーボードの選択

電源容量と効率

電源ユニットは、システム全体の安定性を左右する重要なパーツです。

Valorant配信用PCでは、750W以上の容量を持つ80PLUS Gold以上の認証を受けた電源を選ぶべきであり、これにより長時間の配信でも安定した電力供給が可能になります。

RTX 5070Ti搭載構成なら850W、RTX 5070搭載構成なら750Wが目安となるでしょう。

80PLUS認証は電源の変換効率を示す指標であり、Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumの順に効率が高くなります。

Gold以上を選ぶことで、電気代の節約と発熱の抑制が期待でき、長期的なコストパフォーマンスも向上します。

配信は長時間PCを稼働させるため、電源効率の良さは無視できない要素なのです。

信頼性の高いメーカーとしては、Corsair、Seasonic、EVGA、Antecなどが挙げられ、これらのメーカーの電源は保証期間も長く、安心して使用できます。

安価なノーブランド電源は故障リスクが高く、最悪の場合は他のパーツを巻き込んで破損する可能性もあるため、絶対に避けたいですよね。

マザーボードの選び方

マザーボードは、CPUとの互換性、拡張性、機能性を考慮して選ぶ必要があります。

Intel Core Ultraシリーズを使用する場合はLGA1851ソケット対応のマザーボード、AMD Ryzen 9000シリーズを使用する場合はAM5ソケット対応のマザーボードが必要です。

チップセットは、Intel側ではZ890またはB860、AMD側ではX870またはB850が主流であり、オーバークロックを行わない場合はB860やB850でも十分な機能を持っています。

ただし、将来的な拡張性を考えるなら、M.2スロットの数やPCIeレーンの構成が充実した上位チップセットを選ぶ方が安心です。

VRM(電圧レギュレーターモジュール)の品質も重要であり、高品質なVRMを搭載したマザーボードは、CPUへの安定した電力供給が可能で、長時間の高負荷動作でも安定性を保てます。

配信は長時間の連続稼働が前提となるため、VRMの冷却機構がしっかりしたモデルを選ぶべきでしょう。

ネットワーク環境の最適化

ネットワーク環境の最適化

配信に必要な回線速度

Valorant配信を快適に行うには、安定したインターネット回線が不可欠です。

上り速度(アップロード速度)が最低でも10Mbps以上、できれば20Mbps以上確保できる回線を選ぶべきであり、これにより6000kbpsでの配信が安定して行えます。

下り速度(ダウンロード速度)も重要ですが、配信においては上り速度の方が重要な指標となるのです。

光回線が最も安定しており、フレッツ光やauひかり、NURO光などが一般的な選択肢となります。

マンションタイプよりも戸建てタイプの方が速度が安定しやすく、特に夜間の混雑時でも速度低下が少ない傾向にあります。

ケーブルテレビ回線やモバイル回線は、上り速度が不安定な場合が多く、配信には向いていないといえるでしょう。

回線速度は時間帯によって変動するため、配信を行う時間帯に速度測定を行い、安定して必要な速度が出ているかを確認することが重要です。

速度が不足している場合は、プロバイダーの変更や回線の乗り換えを検討する必要があるかもしれません。

有線接続の重要性

配信では、Wi-Fi接続ではなく有線LAN接続を使用することが絶対条件といえます。

Wi-Fiは電波干渉や距離による減衰で速度が不安定になりやすく、配信中に突然切断されるリスクもあります。

有線LAN接続なら、安定した速度と低遅延を維持でき、視聴者に途切れのない配信を提供できるのです。

LANケーブルはカテゴリー6(Cat6)以上を使用し、できればカテゴリー6A(Cat6A)やカテゴリー7(Cat7)を選ぶことで、将来的な高速化にも対応できます。

ケーブルの長さは必要最小限にし、余分な長さがあると信号の減衰やノイズの混入リスクが高まるため注意が必要です。

ルーターも重要な要素であり、ゲーミングルーターと呼ばれる高性能モデルを使用することで、QoS(Quality of Service)機能により配信トラフィックを優先的に処理できます。

これにより、家族が同時にインターネットを使用している場合でも、配信の品質を維持しやすくなるでしょう。

配信環境の構築

配信環境の構築

配信部屋のレイアウト

配信を行う部屋のレイアウトも、配信品質に影響を与えます。

デスクの配置は、窓からの自然光が顔に当たる位置が理想的ですが、逆光にならないよう注意が必要です。

背景に映り込むものも考慮し、生活感のあるものや個人情報が特定できるものは映らないようにする配慮が求められます。

防音対策も重要であり、特にマイクが周囲の音を拾いやすい環境では、吸音材や防音カーテンを使用することで、ノイズを軽減できます。

キーボードやマウスのクリック音が気になる場合は、静音タイプのデバイスに変更するのも効果的です。

配線の整理も見た目だけでなく、安全性や冷却効率にも影響します。

ケーブルが絡まっていると、掃除がしにくくホコリが溜まりやすくなり、PC内部の温度上昇につながる可能性があります。

ケーブルマネジメントを徹底することで、清潔で効率的な配信環境を維持できるでしょう。

配信用ソフトウェアとツール

OBS Studio以外にも、Streamlabs OBSやXSplitといった配信ソフトウェアがあります。

Streamlabs OBSは初心者向けの機能が充実しており、アラートやチャットボックスなどのウィジェットを簡単に追加できます。

XSplitは有料ですが、直感的な操作性と高度な機能を両立しており、プロの配信者にも愛用されているのです。

配信補助ツールとしては、Discordでの音声通話、Spotifyでの音楽再生、StreamElementsやStreamlabsでのアラート管理などが一般的です。

これらのツールを組み合わせることで、視聴者とのインタラクションを高め、エンターテインメント性の高い配信を実現できます。

チャットボットも配信を盛り上げる重要な要素であり、Nightbotや Streamlabs Chatbotなどが人気です。

自動応答やコマンド機能により、配信者がゲームに集中している間も視聴者とのコミュニケーションを維持できるため、配信の質を高められるでしょう。

トラブルシューティング

トラブルシューティング

フレームレート低下の原因と対策

配信中にフレームレートが低下する場合、いくつかの原因が考えられます。

最も一般的なのは、CPUまたはGPUの使用率が100%に達している状態であり、この場合はエンコード設定を軽くするか、ゲーム内設定を下げる必要があります。

タスクマネージャーでCPUとGPUの使用率を確認し、どちらがボトルネックになっているかを特定することが重要です。

メモリ不足もフレームレート低下の原因となり、特に16GB以下の構成では配信中にメモリ使用率が90%を超えることがあります。

この場合は、不要なアプリケーションを終了するか、メモリを増設することで解決できるでしょう。

ブラウザのタブを大量に開いている場合は、それだけで数GBのメモリを消費するため、配信中は必要最小限のタブだけを開くようにすべきです。

温度上昇によるサーマルスロットリングも、フレームレート低下の原因となります。

CPUやGPUの温度が80度を超えている場合は、冷却が不十分な可能性があり、ケース内のエアフローを改善するか、CPUクーラーをより高性能なものに交換する必要があるかもしれません。

配信が途切れる・カクつく原因と対策

配信が途切れたりカクついたりする場合、ネットワーク回線の問題が最も疑われます。

OBSの統計情報で「ドロップフレーム」の割合を確認し、1%以上ある場合は回線速度が不足しているか、配信サーバーとの接続が不安定な可能性があります。

ビットレートを下げるか、配信サーバーを変更することで改善する場合もあるでしょう。

エンコーダーの設定が高すぎる場合も、配信がカクつく原因となります。

NVENCエンコーダーを使用している場合は、プリセットを「Quality」から「Performance」に変更することで、エンコード負荷を軽減できます。

CPUエンコーダーを使用している場合は、プリセットを「veryfast」や「superfast」に変更するのが効果的です。

配信ソフトウェアの優先度設定も重要であり、タスクマネージャーでOBSのプロセス優先度を「高」に設定することで、システムリソースを優先的に割り当てられます。

ただし、これによりゲームのパフォーマンスが低下する可能性もあるため、バランスを見ながら調整する必要があるでしょう。

音声トラブルの対処法

配信中に音声が途切れたり、ノイズが入ったりする場合、マイクの設定やオーディオインターフェースの問題が考えられます。

OBSのオーディオミキサーで、マイクの入力レベルが適切かを確認し、音量が小さすぎる場合はゲインを上げ、大きすぎる場合は下げる必要があります。

音声が割れている場合は、入力レベルが高すぎるため、ゲインを下げるかマイクとの距離を離すべきです。

ノイズゲートやコンプレッサーといったフィルターを適用することで、背景ノイズを軽減し、音声をクリアにできます。

OBSには標準でこれらのフィルターが搭載されており、マイクの音声ソースに追加することで簡単に設定できるのです。

ノイズゲートは、一定の音量以下の音をカットする機能であり、キーボードのタイプ音やファンノイズを軽減できます。

エコーやハウリングが発生する場合は、スピーカーから出た音をマイクが拾っている可能性があります。

この場合は、ヘッドセットを使用するか、スピーカーの音量を下げることで解決できるでしょう。

オーディオインターフェースを使用している場合は、ダイレクトモニタリング機能をオフにすることで、エコーを防げる場合もあります。

長期的なメンテナンスとアップグレード

長期的なメンテナンスとアップグレード

定期的な清掃とメンテナンス

配信用PCは長時間稼働するため、定期的な清掃とメンテナンスが欠かせません。

3ヶ月に1度程度、PC内部のホコリを除去することで、冷却効率を維持し、パーツの寿命を延ばせるのです。

エアダスターを使用してファンやヒートシンクのホコリを吹き飛ばし、特にCPUクーラーやグラフィックボードのファンは念入りに清掃すべきでしょう。

ケースファンのフィルターも定期的に清掃する必要があり、フィルターが目詰まりするとエアフローが悪化し、内部温度が上昇します。

水洗いできるフィルターなら、水で洗って完全に乾燥させてから取り付けることで、清潔な状態を保てます。

ソフトウェア面では、Windowsアップデートやドライバーの更新を定期的に行うことで、セキュリティとパフォーマンスを維持できます。

特にグラフィックドライバーは、新しいゲームへの最適化が含まれることが多いため、定期的に更新することをおすすめします。

将来的なアップグレードの計画

配信用PCは、数年後にはスペック不足を感じる可能性があります。

最も効果的なアップグレードは、グラフィックボードの交換であり、新世代のGPUに交換することで、より高品質な配信やより重いゲームにも対応できるようになります。

電源容量に余裕を持たせておくことで、将来的なGPUアップグレードがスムーズに行えるでしょう。

メモリの増設も比較的簡単なアップグレードであり、32GBから64GBに増やすことで、動画編集や複数のゲームを同時に動かす用途にも対応できます。

ストレージの追加も効果的であり、配信アーカイブや動画素材が増えてきたら、2台目のSSDやHDDを追加することで容量不足を解消できるのです。

CPUの交換は、マザーボードとの互換性を考慮する必要があり、ソケットが同じであれば比較的簡単にアップグレードできます。

ただし、世代が大きく変わるとソケットも変更されることが多いため、CPUをアップグレードする際はマザーボードも同時に交換する必要があるかもしれません。

よくある質問

よくある質問

Valorant配信に最低限必要なスペックは?

最低限のスペックとしては、Core Ultra 5 235FまたはRyzen 7 9700X、GeForce RTX 5060Ti、DDR5-5600 32GB、NVMe SSD 1TBの構成が必要です。

この構成なら、144fpsを目標にしながら基本的な配信が可能ですが、設定を調整する必要がある場面もあるでしょう。

より快適な配信を求めるなら、Core Ultra 7やRyzen 7 9800X3D、RTX 5070以上の構成を推奨します。

CPUエンコードとGPUエンコードはどちらが良い?

配信品質を重視するならCPUエンコード(x264)の方が高画質ですが、ゲームのフレームレートに影響を与えやすいデメリットがあります。

一方、GPUエンコード(NVENC、AMF)はゲームへの影響が少なく、フレームレートを維持しやすいメリットがあるのです。

GeForce RTX 50シリーズのNVENCは品質が大幅に向上しており、CPUエンコードに匹敵するほどの画質を実現しているため、配信用途ではGPUエンコードを推奨します。

配信中にフレームレートが不安定になる原因は?

フレームレートが不安定になる主な原因は、CPUまたはGPUの使用率が100%に達していること、メモリ不足、温度上昇によるサーマルスロットリング、バックグラウンドで動作している不要なアプリケーションなどが考えられます。

タスクマネージャーでリソース使用状況を確認し、ボトルネックとなっている部分を特定することが重要です。

エンコード設定を軽くするか、ゲーム内設定を下げることで改善する場合が多いでしょう。

BTOパソコンと自作PCはどちらがおすすめ?

初めて配信用PCを購入する方や、トラブル対応に自信がない方はBTOパソコンを選ぶべきです。

動作保証とサポートがあるため、安心して配信活動に集中できます。

一方、PCの知識があり、細部までこだわりたい方や、コストを抑えたい方は自作PCが適しています。

どちらを選ぶにしても、信頼性の高いパーツを選ぶことが長期的な満足度につながるでしょう。

メモリは16GBでは不足する?

Valorant配信用途では、16GBでは不足する場面が多いといえます。

ゲーム本体、配信ソフト、ブラウザ、Discord、音楽プレイヤーなどを同時に動かすと、メモリ使用量は20GB以上に達することもあり、16GBでは余裕がありません。

32GBあれば、複数のアプリケーションを同時に動かしても快適に動作し、メモリ不足によるパフォーマンス低下を心配する必要はほとんどないでしょう。

配信に必要なインターネット回線速度は?

上り速度(アップロード速度)が最低でも10Mbps以上、できれば20Mbps以上確保できる回線が必要です。

6000kbpsでの配信を安定して行うには、余裕を持った回線速度が求められます。

光回線が最も安定しており、有線LAN接続を使用することが絶対条件といえるでしょう。

Wi-Fi接続は速度が不安定になりやすく、配信には向いていません。

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